【大腸憩室炎入院2日目】絶食は思ったほどきつくない、寝不足でも眠れないのが一番のストレス

大腸憩室炎で入院

昨晩は看護師さんの点滴チェックが気になって、1時間くらいしか眠れなかった。
朝からPCをWi-Fiに繋いで、会社のメールチェックなどして過ごす。

昨晩はずっと起きていたので、ネットで同じ大腸憩室炎で入院した方のブログを読んでいた。
みなさん、大体1週間程度で退院されているようだけど、自分はどうだろう。

まだ2日目だけど、先を考えると結構長い。

朝から採血、点滴交換などなかなかに休まらない

朝は6時台から点滴の交換、血圧と体温を測定、採血、ベットの掃除、ゴミの片付け、事務処理の方。
とにかくひっきりなしに色々な方が病室にやってくる。
採血は7本も取られた。

今日で3日連続の採血だ。
人生の中でもこんなに連続を血を取られたことはない。

朝8時頃、最初に問診してくれた医師が見にきて腹部の触診。
抗生剤と1日絶食のおかげか、かなり痛みはなくなった。
突き刺すようなあの痛みはなく、鈍痛のような違和感を感じる。

寝返りをうっても痛くはない。

寝不足でだるいけど、入れ替わりで誰か来るのでなかなか寝れない。
そのうち会社の業務時間が始まり、できる範囲でリモート対応。
入院中だけど、普通に業務の連絡は来るので、みんな容赦ないな、なんて思ってしまう。
(リモートで対応できる、と言ったのは自分なのでしょうがないけど)

まあ、暇すぎてベットに横になっているだけよりはいいか。
とにかく食事という楽しみがないので、時間の節目がない。
食べられないストレスは意外と少ないが、時間の流れが平坦なのが少々きつい。

朝昼晩に整腸剤を飲むのだが、この粉薬の味を味わって飲むのが唯一の区切り目だ。
固形物を口にできないので、この整腸剤が唯一の楽しみでもある。

尿と飲んだ水の量を記録するのが僕の使命

飲んだ水の量、尿の量を測って記録するのが、入院中の僕の仕事。
これ、多分適当な方もいると思うのだが、こういう記録ものは几帳面な僕にとって、ある意味良い暇つぶしになる。

一日に自分が何リットル排尿しているかなんて、測ったことある人はかなり少ないだろう。
水は飲めない割に、点滴をやっているので、いつも以上に尿が出るのには驚いた。

とにかく頻繁にトイレに行きたくなるのだ。

おそらく、普通に生活している以上に排尿の量はあると思う。
一度に600ml出た時には、歓声を揚げたくなる気持ちになった。

だってペットボトル1本以上だもの。

点滴の量が多いので、頻繁に排尿に行くことに

この日はシャワーは浴びなかった。
パジャマを脱ぐのに、いちいち看護師さんを呼んで、点滴を抜いてもらわないといけないからだ。
動かないし、汗もかかないし、なので2日置きでいいだろう。

夕方くらいに担当医が来て話をする。
血液検査の結果、炎症反応は良くなっているものの、まだ様子見らしい。
あとγ-GTPも200台をまだキープしているので、入院中にエコーで肝臓、膵臓周りも検査しましょう、ということに。

シャワーは浴びないが、顔と歯磨きだけはした。
歯も使ってないので、磨かなくて良い気もするが、歯の治療はもっと怖いので一応磨く。

病気を治すためだけにここにいると、身の回りのことはどうでも良い感じがしてくる。
院内を散歩しようかと思ったが、特に用もなく、本当に歩く機会がない。

絶食は思ったよりはきつくない気がする

今日で断食2日目だが、点滴のせいか思ったよりきつくはない。

時々何か食べたいな、と病院食の献立を見たり、売店の食べ物を見て回ったりした。
しかし不思議と普段会社にいるときよりは腹は空かない。

これがいつまで続くのかわからないけど、3日目以降はきついのだろうか。
腹はぐーっと時々鳴る。

空腹よりは、とにかく点滴が邪魔。
トイレに行くにも、歯を磨くにもとにかく管が絡まったりする。

背中がかゆい時に、点滴をしている方では搔きにくいので、孫の手が役に立った。
これ、背中掻くだけでなく、狭い場所に落ちた物を引き寄せるのにも役立つ。
持ってて損はないグッズだ。

背中をかくのに役に立った

会社の営業時間終了と同時にこちらもリモートでの接続をいったん切る。
病院のWi-Fiが不安定で、繋がらないタイミングもあるので、顧客とのリモート会議は難しそうだ。
電話でのやり取りとメールのみで済ませることにした。
入院していても、意外と仕事になるので良かった。

夜になり、便秘気味だっただが排便があった。
何度も「お通じありましたか?」と聞かれたが、食ってないんだからあるわけないだろう、と心の中で思っていた。

だが出た。
これが宿便というものなのか。

眠れない夜はまた続く

夜はアニメの映画「天気の子」を観ながら就寝。
こういう機会に観ようと思っていた映画を消化しよう。

こういう時にiPadとAmazonのPrimeVideoがあって良かった。
今回の入院ではPrimeVideoにかなりお世話になった。

看護師が点滴を見にくる際、電灯の光で起きてしまうので、今日はアイマスクをして就寝。
しかし、決まって0:30に目が覚め、そこから看護師さんが入ってくる気配で目が覚める。

深夜帯はノックせずに入ってくるので、気になってなかなか寝付けないのだ。
この日も前日同様、1~2時間寝れたか寝れてないか、といった感じ。

絶食よりも寝れないストレスが多い。

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