【大腸憩室炎入院1日目】大学病院で精密検査をしたら予想通り緊急入院!

大腸憩室炎で入院

朝早めに起きて、3日程度の下着をまとめ、iphoneなどのコードもまとめておく。
ネットで色々と検索していたら、入院の可能性も高いと思い、一応準備をしておく。
もし入院となった時は、これを妻に持ってきてもらおう。

とりあえず会社に行く時の準備で大学病院へ向かう。
10時までに集合とのことだったが、早めに家を出て9時に到着。

37.5℃以上の熱があるので抗原検査、1時間待たされる

受付で紹介状を渡し、7日以内の発熱ということで、別館で抗原検査を受けることに。
かなり年配の女性の方に別館まで案内していただく。
病院には老若男女、色々な方が働いている。

抗原検査の結果が陽性だったら、今日は診察はできないとのこと。
鼻を長い綿棒のようなもので、ほじほじ。
検査は痛い痛いと言われるが、そうでもない。

結果が出るまで1時間かかるとのことで、カーテンで仕切られた別途で1時間待機。
本を持ってきておいてよかった。
しかし、この場で1時間待機とはな・・コロナめ。

1時間後、無事に陰性だったので、今度は消化器内科で受付。
そこからまたさらに何十分か待たされる。

総合病院で待たされるのは、お家芸みたいなものなので、ここは待つしかない。
50分くらい待って、最初に医師の問診。
かなり若めの男性の先生だ。
昨日行った内科の紹介状を見ながら、腹部の触診など。
ここでも右下腹部をグーッと押して、パッと離して、どちらが痛いかの確認。
どちらも痛い。

血液検査の結果から内臓で炎症が起こっていることは確かなので、改めて血液検査、採尿、CTで確認するとのこと。

診察までに待つ時間はあったものの、採血などはすいすい進む。
CTは造影剤を点滴するのかと思っていたら、そうではなくそのままお腹をとるだけであっという間に終わった。
5分くらいだったかと思う。

以前、造影剤の点滴を恐れてCTをバックれたことがあったので、CTは相当に腹を括ってきたのだが、結構あっけなかった。
すべて終わって消化器内科に戻り、また数十分待つ。
午後1時を回ったせいか、午前中には人がごったがえしていた受付に人はまばらな状態。

そして自分の名前が呼ばれる。

病状「大腸憩室炎」即入院が確定となる

先生に「どうですか?今の体調は?」と開口一番に聞かれる。
え?!なんで?
まさか、そんなに心して聞くような病状なの?
不安で動悸が走る。

血液の結果は昨日と同じで炎症を起こしている。
問題のCTの結果。

医師と一緒にCTで撮った体の断面を一枚ずつ見て行く。
この部分にもやもやっとした煙のようなものが写っていますよね?
ここは腸で、この部分が炎症を起こしているとのこと。

大腸憩室炎(だいちょうけいしつえん)
血液検査の結果の紙面に、手書きで書いてくれた。
今回の病名である。

昨日ネットで検索してたやつだ。やっぱり・・・内心そう思った。

そして医師の口から治療法を伝えられる。

「絶対にではないです、絶対とは言いませんが、今日から入院して絶食治療をおこなったほうがよいです」

覚悟はしていた。
家を出るときに、妻にすぐに持ってきてもらえるよう、多少の荷物はまとめてきたから。
でも絶対ではないとのことで、自宅治療についても一応食い下がって確認してみる。
しかし、今回は炎症反応が強く、悪化すると外科手術が必要になってくるので、入院を勧めるとのこと。

期間は1~2週間。最低ラインでも1週間。
治療方法は絶食治療

外科手術という言葉を聞いて戦意喪失、諦めて入院を決めることに。
ただ、やはりこの場ですぐではなく、たとえば一旦家に帰って、自分で必要なものをまとめる猶予はないものか。
すがるような思いで先生に聞くと、それは出来ない。
以前は出来たけど、コロナの影響今はできないとのこと。

そりゃそうだよな。。

そして、色々頭の中で逡巡して考え決断した。

先生!僕入院します!
ここ最近で自分の中では、一番大きな決意をしたような気分だった。

入院にあたり、またレントゲンや心電図などの検査が追加になるとのこと。
また少し待つことになるらしい。
待っている間に、妻に電話して入院になって旨を伝える。

家を出る前に入院をほのめかしていたので、やはりそうか、という反応。
手術とかではないので、不思議と落ち着いた気分だった。

まあ、こうなることを予想して、昨日も無理して会社に行ったんだ。
いいじゃないか、散々飲み食いしてきた結果の良いデトックスだ。

心電図など各種検査をして問診に戻ると、今度はPCR検査をするという。
え?さっきやったじゃん!
そう思って聞くと、さっきのは抗原検査で今度はPCR検査、ちょっと違うらしい。
もうどうでもいいや。

部屋は個室を希望すると、上から2番目くらいのけっこう高めの部屋しかないらしい。
病院はWi-Fiが繋がるので、日中はリモートで業務対応したかった。
仕方なく奮発して1泊22,000円の部屋に。

たけえ・・
マックス2週間入院だと30万以上するじゃん。

物心ついて初めての入院生活へ。1泊22,000円の個室

PCR検査をして、あっという間に入院病棟に案内され、これから過ごす病室に案内される。
ずいぶん古い部屋だ。これで22,000円か・・
これならビジネスホテルの方が良いよな。

一応ユニットバスが付いており、8人部屋とは異なり、消灯も自由らしい。
いたしかたない。
病院で使うパジャマとタオルも1日440円でレンタルした。

古めかしい病室

またどこかで、この分を取り戻せるよう頑張ろう。
そう思い、色々な説明などを聞いて署名などしているうちにあっという間に夕方に。

これから点滴をされるとのことで、その前にシャワーを浴びる。
古いユニットバスがやけに懐かしかった。

最初に一人暮らしを始めた頃はこんな感じだったっけ。
シャワーを浴び待っていると点滴をされ、そのまま自由時間。

改めて妻に電話して、仕事用のPCなど色々と持ってきてもらうことに。
面会は禁止なので、荷物は受付で渡してもらい、看護師さんが届けてくれる。

人生初の点滴生活

人生初の点滴ガラガラ持って歩く生活。
トイレに入る時、寝転ぶとき、点滴の管が気になって仕方がない。
まあ、いずれ慣れるだろう。

水は1日1,000mlまで、尿の量を計量カップで測って記す生活開始

絶食治療とのことで、今から1週間程度は栄養と抗生剤の点滴のみ。
食物は一切口にできない生活が始まる。
こんなことなら、今朝何か食べておけばよかった。

水は飲んで良いけど1日1,000mlまで。
計量カップで飲んだ時間と量を毎日記録しないといけないらしい。
尿の量も計量カップで測って、時間と量を記録。

なかなかにストイックな生活だ。

1日に水は1000mlまでしか飲めない

食事もないのでベットに横になり、ごろごろとして過ごす。
今日は検査から即日入院とバタバタの一日だった。

22時ごろ寝ようと思い、灯りを消して目を閉じる。
しかしなかなか寝付けない。
やっと眠れたかと思ったら、今度は眩しい灯りで目が覚める。

定期的に看護師さんが点滴のチェックにくるのだ。
大体1時間毎くらいに来るらしく、結局気になって1時間くらいしか寝れなかった・・

先が思いやられる。

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