【大腸憩室炎入院8日目】今日から3食食べられる!明日退院で気楽な1日

大腸憩室炎で入院

0時台に目覚めて、4時台に起きるのはここ一週間変わらず。
朝6時台から点滴と採血など。

せっかくの早起きなので、シャワーの予約券を一番乗りで取りに行く。
点滴が外れてからシャワー浴びたかったけど、今日外してもらうのは無理そうか。
食事がとれるようになったので、今日から点滴が外れるものかと勝手に思っていた。

朝食までの時間、PhotoShopの勉強などして過ごす。
なかなか使わないソフトを覚える時間がないので、こういう時に時間を有効利用したいものだ。
しかし、数日にわたす寝不足で頭がぼーっとする。

担当医がやってきて問診。
点滴は今晩の抗生剤が終わってから外れるとのこと。

その後、男性看護師さんが点滴のチェックに来る。
PCを買おうと思っているが、どれを買えば良いか相談され、一緒にスマホがみながら雑談をする。

オリエンタルラジオっぽい。
というか話し方も距離感もかなりチャラい感じがする。
どうも奥さんに内緒で、学習用のノートPCを購入するらしい。
今までの看護師さんにはないタイプで、こういう人がいても面白いのかな、と思う。

8:00過ぎに朝食。
先ほどのチャラい看護師さんが持ってきてくれる。
相談に乗ったPCを先ほど買ったとのこと。
勤務中に何やっとんねん!

朝食

<朝食メニュー>

・3分粥
・練り漬物(ゆずみそ)
・半ペンの野菜煮
・味噌汁
・ヨーグルト

重湯から3分粥にレベルアップした。
まだ水っぽいが、すくってみると米の形状が分かるのがいい。
やっと米を食べられるという感じがする。

3分粥

ゆずみそはおそらくお粥に入れるものだったのに、間違ってはんぺんの方に入れてしまう。
はんぺんの野菜煮なるものは、メニューを見ないとはんぺんとは分からない。
離乳食のような感じで、食べてみると野菜の食感が少しだけして、はんぺんの魚介の香りも感じる。
普段なら口にしない物だが、こういう物でも食べられることのうれしさを感じる。

半ペンの野菜煮

昨日2食食べたせいか、味の感じ方は普通に戻ってきたようだ。
味噌汁は具なし、今まで味わったことのない出汁のない味。
病院食は美味しくない、と言われる所以はこういうところなんだろうな、と思った。

ベットの掃除が来たので、売店、自販機など行き来してやり過ごす。
午前中は動画編集とリモート対応。

担当医が問診に来てくれたので少し話す。
明日退院なので、大腸憩室炎の今後の予防方法などを聞いてみる。
しかし憩室は加齢とともにできるものなのであり、医学的なデータを根拠にした予防法はないとのこと。

強いていうなら食物繊維、肉より野菜を多く摂る。
今後の飲酒についても確認するものの、今回の憩室炎については飲酒はあまり関係ないらしい。
ただ、γ-GTPは高いので、退院後も一週間くらいは酒は控えた方が良いとのこと。

1週間後に再検査の予約もする。
わざわざ大学病院に来なくとも、かかりつけの病院で良いとのこと。

40代後半なので、3ヶ月後とかでも良いので、一度大腸検査を勧められた。
「痛いんですよね」と聞くと、そこは否定せず、身体に負担がかかる検査だけど、やって損はないと言われる。

12:00 昼食

昼食メニュー

<昼食のメニュー>

・5分粥
・煮魚(たら)
・さつま芋の甘煮
・練り漬物(ねり梅)
・ヨーグルト

初めて固形の芋と魚。
魚の切り身があると、一気に食時間が出てくる。
味はどちらも不思議な味。味付けが薄いのは良いとして、ダシの味が不思議。

不思議な出汁の味がするたら

病院食はダシを素材から取る、という概念がないのかもしれなし。
甘味にしても、なんにしても自然のダシの味ではなく、どこかとってつけたような人工的な味付けなのだ。もちろん、身体に悪いものは使っていないとは思うけど。

魚はその典型的な味付けだった。
それでもまだ食事ができることにありがたみを感じる。
同じく今年入院した妻は、病院食がまず過ぎて残した、というが僕はこれでも満足だ。
絶食治療だからなのだろう。

リモート対応、夕食とやっと普通に生活に近づいてきた

午後少し昼寝をしようと横になる。
寝不足のせいかやけに食後が眠い。だが点滴チェックがくるので眠れず。

リモート対応しつつ動画編集など。
16時からシャワー、点滴を外してもらうのが遅れて、あまり時間なかった。

夕方に入院生活最後の抗生剤を点滴。
これで終わりだ。

17:40くらいに夕食。

夕食メニュー

<夕食メニュー>

・5分粥
・鶏肉のクリーム煮
・野菜サラダ
・練り漬物(たいみそ)
・スープ

夕飯はクリームシチュー、じゃっかんテンションが上がる。
味はまあまあ、市販のルーを使っているのか、ちょっと水っぽいが味に違和感はない。

ちょっと水っぽいがシチューは悪くない

野菜サラダはきゅうりとツナ、みかんの缶詰、これもよく弁当の端っこに入っていそうなもの。
ツナは缶詰のものだと思う。
唯一今までの生活の味に近い感じがした。

お粥は5分に変わったので、米を食べている感覚が少しずつ強くなる。
お粥にかける「たいみそ」は結構美味しかったけど、おかゆの量に対して、いかんせん量が少ない。
練り漬物シリーズ、こんなものがあったんだ、と改めて認識した。

練り漬物のたいみそ

スープは薄いコンソメっぽい味付け。
メニューにもスープとしか記載がないので、何なのかは不明。

夕食を食べ終えてトレーを片付け、明日は退院なので、ちょっと身の回りを片付ける。
といってもたいした荷物はないので、あまりやることなし。
3食食べて、やっと普通の生活に戻れると思うと心が弾む。
逆にもっと長期の入院はきついだろうな、と想像する。

最後の抗生剤の点滴が終わり、点滴を外してもらう。
これで夜は点滴チェックが入らずに眠れる。

夜は韓国映画を観ながら寝る。エクストリーム・ジョブという映画。
事件を追い刑事がフライドチキン屋になって犯人を追う映画。
まあまあ、面白かった。

22時過ぎに就寝。
やはり0:30くらいに目が覚める。
これも最後だ、家に帰ってから寝れればいいや、と思うと気が楽だった。

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